ワーグナーの楽劇につながる北欧神話の世界と、時代の先端を行く情報技術(IT) の共存、融合を目指すスウェーデン。

スウェーデンというと、その雄大な自然とボルボやIT環境に代表される近代的なものがイメージされると思います。同時に、世界で最古の音楽大学「王立ストックホルム音楽大学」(1771年にスウェーデン国王「グスタフ3世」によって創立された)がある等、音楽文化面でも、最近とみに日本人の関心を集めつつあります。

これまで当基金はスウェーデン・日本音楽留学基金という名称の元に、大勢の音楽を志す日本人の方々のスウェーデンへの留学をお手伝いしてきました。そして、時代の変化に合わせて、2018年1月からスウェーデン・日本音楽交流基金に名称を変え、両国の若い音楽家の活動を援助するために、色々なコンサート、プロジェクトを企画していきます。

2018年は、日本・スウェーデン外交関係樹立150周年の年に当たります。その記念事業として、当基金が後援する色々なコンサートや文化活動が催されます。両国の音楽を通した文化交流が益々深まることを望んでおります。